SSブログ

佐藤真海の五輪招致のときのスピーチが感動する。

パラリンピック走り幅跳び選手の佐藤真海さんが妊娠を報告されました!





プロフィール

佐藤 真海.jpg


佐藤真海(さとう・まみ) 1982年3月12日生まれ。A型。 宮城県気仙沼市出身 気仙沼小・中学→仙台育英学園高校→早稲田大学商学部→サントリーホールディングス(株) 2011年早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(社会人コース/スポーツビジネス)修了 公式ブログ http://blog.livedoor.jp/mami_sato/ twitter https://twitter.com/mami_sato Facebook https://www.facebook.com/mami.sato.733


佐藤さんは早大2年生の19歳の時に、骨肉種を発症。右足ひざから下を切断。
100万人に1~2人発症すると言われる小児がんの一種で、「治療がすべてうまくいっても、右足は残せない」という医師に宣告され絶望の淵に立たされつつも、10カ月間の入院後スポーツをはじめます。

スポーツに頼らざるを得ないくらい、自分自身を失くしてしまったんです。入院中は、退院さえすればこれまでとは変わらない日常生活が戻ってくるのだろうとばかり思っていました。10カ月間入院しましたが、退院して3日後には大学にも復学したんです。でも、自分でも想像していなかったほど、精神的に落ちていってしまいました。


このインタビューからもわかりますが、相当辛い思いをしている事がわかります...。

その後、日本のスポーツ義足の第一人者・臼井二美男さんと出会い、陸上競技を志すように。
なんと約1年でアテネパラリンピックに出場するまでになります。

ロンドン2012パラリンピックでは、当時の自己ベストを更新。
2013年4月 IPCグランプリシリーズ ブラジル大会にて5m02 日本記録及びアジア記録更新!

凄いですね!これほどまでに努力した方はどのような気持ちで日々を過ごしているのでしょうか?


そんな佐藤さんが、2020年の五輪招致の際のスピーチが感動的だと話題になっています。



(最終プレゼン スピーチ全文) 私がここにいるのは、スポーツによって救われたからです。 スポーツは私に人生で大切な価値を教えてくれました。 それは、2020年東京大会が世界に広めようと決意している価値です。 今日は、そのグローバルなビジョンについて説明します。  19 歳の時に私の人生は一変しました。私は陸上選手で、水泳もしていました。また、チアリ­ーダーでもありました。そして、初めて足首に痛みを感じてからたった数週間のうちに、­骨肉種により足を失ってしまいました。 もちろん、それは過酷なことで、絶望の淵に沈みました。でもそれは大学に戻り、陸上に­取り組むまでのことでした。 私は目標を決め、それを越えることに喜びを感じ、新しい自信が生まれました。そして何­より、私にとって大切なのは... 私が持っているものであって、 私が失ったものではないということを学びました。 私はアテネと北京のパラリンピック大会に出場しました。スポーツの力に感動させられた­私は、恵まれていると感じました。 2012年ロンドン大会も楽しみにしていました。しかし、2011年3月11日、津波­が私の故郷の町を襲いました。6日もの間、私は自分の家族がまだ無事でいるかどうかわ­かりませんでした。そして家族を見つけ出したとき、自分の個人的な幸せなど、国民の深­い悲しみとは比べものにもなりませんでした。 私はいろいろな学校からメッセージを集めて故郷に持ち帰り...私自身の経験を人々に­話しました。食糧も持って行きました。ほかのアスリートたちも同じことをしました。私­達はいっしょになってスポーツ活動を準備し て、自信を取り戻すお手伝いをしました。 そのとき初めて、私はスポーツの真の力を目の当たりにしたのです。 新たな夢と笑顔を育む力。 希望をもたらす力。 人々を結びつける力。 200 人を超えるアスリートたちが、日本そして世界から、被災地におよそ1,000回も足を­運びながら50,000人以上の子どもたちをインスパイアしています。 私達が目にしたものは、かつて日本ではみられなかったオリンピックの価値が及ぼす力で­す。そして、日本が目の当たりにしたのは、これらの貴重な価値...卓越、友情、尊敬­...が、言葉以上の大きな力をもつということです。



ここまでの背景があった後にみると胸にこみ上げてくるものがあります。
幸せな人生を歩んでほしいですね。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。